2月の「さっぽろ雪まつり」に向けて進む陸上自衛隊の雪像づくりの現場研修に、人間生活学科の学生が参加しました。
現在、大通り4丁目と7丁目の2か所に、それぞれ「進撃の巨人」、「マカオの聖ポール天主堂」のふたつの巨大モニュメントが制作中ですが、既に6割方が完成しています。
中山峠から運ばれてきた新雪を丁寧に均し、重機を使って巨大な雪の塊を積み上げます。
その後は隊員たちが、彫刻をつくるかのように手づくりで丹念にかたちにしていきます。
今年は暖冬で雪不足が懸念されましたが、この数週間で一気に雪が積もり、氷点下の天気が続いていますので、雪祭りには最高の条件になりました。
雪像制作のプロセスは意外と知られておらず、今回の研修は、ビルの建築工事に匹敵する仕事量と工程管理の緻密さを知る良い機会となりました。