3月23日(土)、春のオープンキャンパスが開催され、文化総合学科の教室にも多くの高校生にお越しいただきました。
文化総合学科では、まず在学生が高校生にキャンパスライフを伝える「文総ガールズ?トークタイム!」を行いました。今回は、平井孝典先生(図書館情報学課程)の司会のもと、4名の文総ガールズに登壇してもらいました。4名とも新4年生で、2名は「現代社会専修」のゼミ(異文化コミュニケーション論ゼミ、国際関係論ゼミ)、2名は「歴史?思想専修」のゼミ(西洋史ゼミ、哲学?倫理学ゼミ)の所属です。
トークタイムでは、入試形態(推薦入試?一般入試?センター入試)にあわせた受験勉強の方法、学生生活(授業?アルバイト?サークル?ボランティア活動)、そして女子大の魅力や卒業後の進路などについて、率直なトークが展開されました。
時間を超過するほど熱のこもったトークタイムでしたが、高校生の皆さんからは以下のような感想をいただきました。
?本日話をしていただいた在校生の皆さまにも、将来の目標が定まらないまま入学した方がいらっしゃったことに驚きと少しの安堵を覚えました。
?学生さんの話を実際に聞くことが出来て良かったです。
?サークル活動がみたい。学生のはなしをもっと聞きたい。
「文総ガールズ?トークタイム!」の後は、「現代社会専修」と「歴史?思想専修」に分かれ、教員による模擬講義を行いました。高校生の皆さんには、その場でどちらの専修の模擬講義を受けるか選んでいただきました。
「現代社会専修」の模擬講義は、野手修先生(文化人類学)による「人はなぜ神を拝むのか-インドを例に-」でした。講義では、英国ヴィクトリア?アルバート博物館で野手先生が撮影された写真やドキュメンタリー番組の映像を駆使しながら、なぜ人々は「祈る」のではなく「拝む」ことを重視するのかについて、南インドを例にお話されました。
「歴史?思想専修」の模擬講義は、松村良祐先生(哲学)による「ソクラテスと無知の知」です。講義では、ソクラテスの生い立ちや人物像をふまえながら、ソクラテス哲学をあらわす標語としての「無知の知」について、ソクラテス自身の解釈がどうであったかお話されました。
短い時間ではありましたが、文化総合学科での学び?雰囲気が伝わったのではないかと思います。