7月27日(土)に、北16条キャンパスで、文学部の夏のオープンキャンパスが開催されます。
10:30から行われる全体説明会では、学長、学部長挨拶のあと、文学部すべての学科を対象にした「藤ACEプログラム」(留学や、TOEIC800点~900点を目指す英語の特別プログラム:/koukai/ace/ace_program.pdf)についての説明があります。将来を見据えて、大学で英語も頑張りたいと思っている方は、ぜひ全体説明会からご参加ください。
文化総合学科では、今年度のオープンキャンパスから学科のプログラムを午前と午後の二回実施いたします。午前の学科プログラムでは、全体説明会終了後の11:20から655教室で、「学科紹介」と文化総合学科の在学生4人による「トークタイム」を行います。文化総合学科で学ぶことができるものや、大学生活(授業とアルバイトの両立や、部活?サークル活動など)、文化総合学科の在学生が、みなさんから予め頂いた質問事項も含めて、学科のことや大学生活についてお話しします。推薦や一般、センターなどの入試形態で本学に入学した在学生が参加しますので、入試関連のアドバイスも聞くことができると思います。
11:45からは、655教室と656教室の2つの教室にわかれて「模擬講義」を行います。
655教室では、文化総合学科の二専修の内、「歴史?思想専修」の模擬講義を行います。平井上総先生(日本史中世が主担当)が、「織田信長政権と本能寺の変」というタイトルで講義を行います。講義内容について、平井先生から次のようなメッセージが届いています。
「戦国時代、室町幕府に代わる中央政権を樹立した織田信長は、天正10(1582)年、家臣の明智光秀によって殺害されます。この本能寺の変については、光秀の動機について不明瞭な点が多く、活発な議論が交わされていることで有名です。今回は、光秀の動機について近年の説を紹介するとともに、当時の織田政権を取り巻く状況、織田政権内部の権力構造などにも触れながら講義します。」
656教室では、「現代社会専修」の模擬講義を行います。上原賢司先生(国際関係論が主担当)が、「「世界の貧しさ」と学術的に向き合うこと」というタイトルで講義を行います。講義内容について、上原先生から次のようなメッセージが届いています。
「この模擬講義では、「世界の貧しさ」についてどのような問いかけと応答がなされてきたのかをお話しします。皆さんも知っているように、発展途上国の飢えや貧困は世界の長年における課題であり、そのための国際協力が日本でも叫ばれ続けてきました。それでは、この貧困問題はどのような〈要因〉によって説明されてきたのでしょうか。そして、遠く離れた先進諸国もまたこの問題に取り組むべき〈理由〉は何なのでしょうか。本問題を手がかりに、国際関係論における「経験的」な探求と「規範的」な探求について紹介したいと思います。」
(なお、午後の学科プログラムは午前と同じ教室で、14:20から学科紹介とトークタイム、14:45から模擬講義となっております。)
オープンキャンパスには、以下のように、学科の教員も多く参加しますので、研究のことや担当科目のことなどを聞くことができます。在学生ともども、みなさんを心よりお待ちしております。
参加予定教員(アイウエオ順)
石井佑可子(心理学)、伊藤明美(異文化コミュニケーション)、上原賢司(国際関係論)、大矢一人(教職課程)、勝西良典(哲学?倫理学)、野手修(文化人類学)、平井上総(日本史)、平井孝典(図書館情報課程)、 松村良祐(哲学)、松本あづさ(日本史)、眞鶴俊喜(法学)、渡邉浩(西洋史)