内定者インタビュー

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内定先を選んだ理由は?

私は人々の生活の基盤を作る仕事に携わりたいという気持ちがあったため、公務員という職業を選びました。公務員も様々な職種がありますが、イベントが豊富で四季がはっきりしているという魅力をもち、今後ますます発展していく札幌市に貢献したいと思い、札幌市役所を選びました。

キャリア支援課や学科教員のサポートはどうでしたか?

周りには民間企業を選ぶ友人が多かったため、やや孤独感を持ちながら就職活動を行っていました。不安を感じていたため思い切ってキャリア支援課の方に相談してみたところ、自分に合っていそうな企業を紹介していただいたり、公務員試験の勉強時間について助言していただいたりとサポートしていただきました。不安が軽減され、悩んでいた時間を試験勉強に充てることができました。公務員だけではない他の業界にも目を向けることで、札幌市役所の良さを改めて発見できたと思います。

本学が行うキャリア支援関連の行事等で印象に残っているものはありますか?

キャリア支援課が主催するイベントはどれも参加して本当に良かったと思えるものばかりで、就職活動において大事なことを学ぶことができました。その中でも特に印象に残っているのは、札幌市役所職員として働く本学卒業生によるイベントです。市役所の仕事は多岐にわたるため、ホームページなどの情報だけではどのようなことを行っているのか詳しくはわかりません。しかし、現場で活躍されている卒業生の話を直接聞く機会があったため、仕事についてより詳しく知ることができ、そこで働きたいという意思が強くなりました。

大学での学びを通してどのような力が身についたと感じますか?

他者の意見を聞いて柔軟に受け止める力が身に付いたと思います。私が研究していた「文学」とは、答えのない答えに近づこうとする学問だと思っています。そのため自分の考えが大事になってきますが、時には自分以外の意見を聞いてみるということも大切です。自分の考えだけでは何か一つの軸に囚われ、他の面から物事をみることができなくなる恐れがあります。大学のゼミなどでは他の受講生の意見を聞く機会があり、それらを参考にすることで新たな発見がありました。今後はこの力を札幌市民の声を聞くという形で市政に活かしていきたいと考えています。

これから就職活動を行う後輩の皆さんにメッセージをお願いします。

就職活動は不安も多く、ストレスが重なると思います。周りと違う自分に悲しむこともあるかもしれません。難しいことかもしれませんが、努力して掴もうとし続ければ自分が納得のいく就職活動ができると思います。周りと比べずに、自分を追い込みすぎないで、自分なりのやり方で頑張ってください。

(学年、掲載内容等は2024年12月取材当時)