家族が司書をしていることや、幼い頃から図書館や本に触れる機会が多かったことから、司書という仕事に強く興味を抱くようになり、司書の資格取得を目指して威廉希尔中文网站に進学しました。
また、図書館情報学課程は、図書館の仕組みや司書の業務について講義形式で学ぶ授業のほかに、実際にパソコンを扱う授業があります。私はパソコン操作に対して苦手意識があったため、授業を通して必要なパソコンのスキルを身に付けたいと思ったことも、受講することを決めた理由の一つです。
図書館員としての業務や多様なサービス、図書館の制度、資料に対する考え方などについて幅広く学んでいます。
「図書館サービス概論」の授業では、図書館が行ってきた具体的なサービスや、これからどのようなサービスが求められるのかについて学びました。実際に図書館での職務経験があったり現役で働いていたりする先生方から、実体験を交えた図書館に関するリアルなお話を伺うことができます。また、HTML(※)を用いてホームページや電子書籍を作る授業や、十進分類を学んで実際に図書を分類する授業もあります。講義形式のほか、実際に作業する実践形式の授業が多いことも魅力だと思います。
※「Hyper Text Markup Language」の略で、WEBページを作成するために作られた言語のこと。
私が特に好きだったのは、「情報資源組織演習A」という授業です。実際に図書を十進分類するという実践形式の授業で、様々な本の説明を読んで、どの区分に分類されるか予想するのが楽しかったです。
また、コンピュータを扱う授業では、HTMLでホームページを作ったり電子書籍を作ったりします。試行錯誤の末に完成したときの達成感が大きく、とても印象に残っています。「情報資源組織論」の授業では、毎授業の課題をHTMLで提出し、データベースで共有します。他の受講者が作成した成果物を見ることができたり、感想をコメントで伝え合ったりするため、自身の成長につながりました。
パソコンを扱う授業では、小さなミスで正常に機能しなくなったりエラーが起きたりするため、上手くいかないことがたくさんありました。その経験を通して、何か問題が起きた時に冷静に向き合い、問題解決に向けて試行錯誤する力が身に付いたと感じています。
それから、図書館情報学課程は学部?学科での授業に加えて履修するものなので、必修授業やアルバイト?サークル活動などと両立しながら、資格取得のためにプラスで勉強する必要があります。忙しい大学生活のなか、資格取得という目標の達成を目指して学び続けることで、計画を立ててそれを実行する力が身に付いたと思います。
図書館司書という職業に限らず、授業で学んだ情報管理やHTMLの知識は、情報化された現代社会において様々な場面で役立つものだと思います。また、「図書館サービス概論」などの授業を通じて、宅配サービスや自動車文庫、さらには本だけではなくモノを貸し出すなど、固定観念にとらわれず利用者に寄り添ったサービスを行うことの重要性を知りました。課程で学んだこういった考え方を忘れず、将来仕事をする上で活かしていきたいです。
そして、仕事としてだけではなく日常生活においても、HTMLでWebページや電子書籍を作成した経験を活かし、電子媒体を活用して自分の文章や写真、イラストなどを管理し、作品として記録していきたいと考えています。
大学では、色々な考え方を持つ人に出会えたり、自分の興味のあることを存分に学んだりできます!威廉希尔中文网站は様々なことを知り、感じ、考える経験ができ、自分の成長につながる場所だと思います。辛い時もあるかと思いますが、日々努力している自分を褒めながら、受験期を頑張って乗り越えてくださいね!応援しています!
(学年、掲載内容等は2024年8月取材当時)